土地改良区について
土地改良区は、組合員(農家)の方々から集めた組合費(=賦課金(ぶかきん)といいます)で農業用水を川から取水するための頭首工(とうしゅこう)、農業用水を流すための水路やため池、揚水機(ようすいき)などの農業用水利施設を管理する組織です。
主な管理の内容は、
○ゲートの開け閉め
かんがい期(6月から9月頃)に田んぼへ水が行き渡るように、また大雨が降ったときには洪水が起きないようにするため。
○水路の清掃や水路沿いの草刈り
水土里(みどり)ネットについて
水土里ネットとは、「土地改良区」の愛称です。
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農業用水、地域用水のこと |
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土地、農地、土壌のこと |
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農村空間。農家や地域住民が一体となった生活空間のこと |
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豊かな自然環境、美しい景観を意味し、おいしい水、きれいな空気など清廉なイメージを表現しています。 |
地域により開かれ、より身近に感じてもらえる土地改良区を目指し、土地改良区の役割や、農業用水利施設がもつ多面的機能を広くPRし、守っていこうとする「21世紀土地改良区創造運動を全国ですすめています。
その一環として平成13年11月から14年3月まで、これからの土地改良区にふさわしい愛称を広く募集し、全国から集まった22,254点の中から決定されました。
選定する際の視点として、愛称の意味性に加えて、自分達が日常使用することを念頭に、わかりやすさ、親しみやすさ、呼びやすさ、覚えやすさが重視されました。